2012年1月24日 (火)

【越調】天浄沙(寒梅清秀誰知)

【越調】天浄沙   商衟

雪の中の小さな梅の花 - 写真素材
(c) おっきーストック写真 PIXTA

寒梅清秀誰知
霜禽翠羽同期
瀟灑寒塘月淡
暗香幽意
一枝雪裏偏宜

よさむのうめの しるどちは
はねに霜おく うぐいすや
いりえにつきの かげおぼろ
香もたえだえと
ゆきのふすまに くるまれて

 今年は咲くのが遅れているみたいだけど、一輪でも咲けば、それだけで春到来を感じさせてくれるのが梅の花。

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2011年12月26日 (月)

酒泉子(雲散更深)

酒泉子         馮延巳

花 梅 雪 蕾 夜 積雪 東京都  - 写真素材
(c) relax写真素材 PIXTA

雲散更深
堂上孤燈階下月
早梅香
残雪白
夜沈沈

闌辺偸唱繋瑶簪
前事総堪惆悵
寒風生
羅衣薄
万般心

ともしびの
くらき間に つきおちて
うめかおり
ゆきしろく
よはふけり

ふるきうた くちづさみ
さきのひを しのべば
ころもでに
かぜしみて
むねいたむ

 馮延巳は五代・後唐の詞人。その作はワンパターンな閨怨ばかり、と言っていいけれど、意はなかなかすぐれていて、判で押したような詞々の中にも、よく見ると、これはというようなものがたびたび見つかる。
 それと、閨怨といえば、春・秋の季節がほとんど常になっているのだけれど、馮延巳のにはこの詞のように冬の季節を背景にしたものも多く、またそれによく佳作が見られる。

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2011年11月22日 (火)

秋風清(秋風清)

秋風清     伝李白

砂のさざなみ
砂のさざなみ posted by (C)歩鷹

秋風清
秋月明
落葉聚還散
寒鴉棲復驚
相思相見知何日
此時此夜難為情

かぜきよく
つきあかり
おちばはとびて またつどい
からすはさわぎ まただまる
おもいおもえど いつにかあえる
このひこのよる ことばにならず

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