江城子(浣花渓上見卿卿)
江城子 張泌
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浣花渓上見卿卿
臉波秋水明
黛眉軽
緑雲高綰
金簇小蜻蜒
好是問他来得麼
和笑道
莫多情
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ながれのきしに みしは
あきらかな まなこ
まゆうすく ひき
たかまげに さす
こがねなす あきつ
ゆうをこして よべば
ほほえみ いわく
まよえる なかれ
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張泌は生没年不詳、出身地不詳の人のようだが、五代の詞を集めた『花間集』には蜀の詞人の間に作品が伍しているようだから、たぶんその頃の蜀の人なのだろう。詞風から察すると、なかなか風流多感の人だったようで、ちょっと遊冶郎的、つまりプレイボーイ的要素もあったような、ちょいと粋なお兄さんだったように思われる。
この詞の「浣花渓」は、蜀の景勝地。唐代に杜甫がその近くに寓居したので知られている。


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