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2018年5月10日 (木)

凄いグラン・フェッテ

 人間じゃない^^;


 バレエ「白鳥の湖」から。これはオデット(白鳥)に恋するジークフリート王子を欺くため、オデットそっくりのオディール(黒鳥)が踊る場面のクライマックス。バレエでは、オデットとオディールは一人二役で踊る、もちろん花形中の花形。
 何が凄いかと言って、オディールはここで一本足だけで延々と回り続けます。もちろん、ただ回るのでなく、緩急をつけ、両腕で表情を示しつつ、笑顔をたたえながら…その回転数実に32回(私は数えてはいないけど、そう決まってる^^;)、技の名前はフェッテ、名づけてグランフェッテ・アン・トゥールナン。

 このグラン・フェッテは実に凄いので、各バレリーナごとにこれだけを集めたダイジェスト版の動画まであるくらいで、それを見るとまたいろんなタイプがあって実に面白いのだけど、私はこのジリアン・マーフィーという人のが一番気に入りました。というのが、ちゃんと音楽に合わせて腕と脚とを振り付けしてるのが素敵だから^^

(追記:ちゃんと音楽に合わせてる、とだけ喜んでいたけれど、実はフェッテにさらにピルエット―両腕を胸下で合わせてクルクル回転してるやつ―というのを組み合わせた殺人的難度の技であると後でわかった…それも、ダブル・ピルエットを入れるのさえ難儀をきわめるらしいのに、ここじゃトリプル×3…が、それよりすごいのは、それを少しも難しくなさそうに見せているところですな^^;)

 グラン・フェッテじたいそもそも人間離れした技だと思うけど、その上優雅に音楽に合わせて演じよというのが無理な注文というもので、それをやってのけてるというのは恐ろしい…誰かがどこかのコメントで「バレエは姿態の美以上に、物理学的計算だ」みたいなことを言っていたけど、その通り。いや、この演技中に、いくつの物理学の法則が実行され、証明され、あるいは無視されているのか、物理学者が見学してもいろいろと学べるんじゃないかと思う…

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