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2018年6月 8日 (金)

WFFS続報7

 WFFSについて、「(デンマーク温血種協会による)ルールが制定されるまで、検査は行わない方針」と言っていたアンドレアス・ヘルグストランド、―デンマーク有数のスタリオン・ステーションの経営者兼ディーラー、―でしたが、ほんとうはいささか心配になって来ていたのでしょう、今日のユーロドレッサージュに、「一部のスタリオンのテスト結果」が報告されていました。

 まだ結果が出ていないスタリオンもいるけれど、とりあえずキャリア判明したのが2頭、スプリングバンクⅡ号とatterupgaards(発音の見当がつかない^^;)ボッティチェリ号。

 スプリングバンク号は、2日前キャリアが発覚したラファエル号の産駒。ボッティチェリ号の父はベネトンドリーム号、こちらはキャリアかどうかは不明。スプリングバンク号もボッティチェリ号も、ヘルグストランドのステーションではなかなかの人気スタリオン、しばしば動画で宣伝もされてきた。

 デンマーク温血種(DWB)協会自身はまだ日和見の姿勢(スタリオンの全頭検査を主導せず、オーナーに注意を呼びかけるにとどまる)だけれど、デンマークの2大スタリオン・ステーションのヘルグストランドとブルーホースが自主検査を行ったこと、その結果相当な確率でキャリアが、それも人気スタリオンから見つかったこと、2日前に有名なDWBのスタリオン・ラファエル号が、やはりオーナーの自主検査でキャリアだとわかったこと、並びにこのオーナーがDWB協会に対する公開意見状を発表したこと等で、速やかな対策を迫られることになりそうです。

 さあ、こうなると、いよいよ世間の風当たりがキツくなりそうなのがドイツ。ヨーロッパ1と言っても過言でない馬産並びに馬術大国のくせに、いまだにWFFS遺伝子の検査に関しては、ハノーヴァーにしろオルデンブルグにしろラインランダーにしろ、どこの協会/スタッドブックも、依然様子見のまま。ショッケモールをはじめ有名なスタリオン・ステーションも、どこも自主検査の報告を聞かない。まあ、こっそり検査はしたのだけど(WFFS検査は、デンマークであれドイツの検査機関で行っている)結果を公表するのを渋っている、というのが、あるいは真相に近いのかもだけど…

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