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2018年9月28日 (金)

ラ・バヤデール

 「ラ・バヤデール」、マリア・アレクサンドロワのガムザッティ。

 入場の場面。「王女さまの御成!」と鞭を鳴らし、孔雀の扇?を持ってステップするお付の者どもがカッコいい。

 でも、ガムザッティがもっとかっこいい^^

 この人、足が棒みたいにピンっと伸びるな…

 これはちょっと怖い。ソロルをめぐって争う王女ガムザッティと舞姫ニキヤ(これはちょっと古い動画)。

 ニキヤはロパトキナ、アレクサンドロワに勝るとも劣らない演技力・表現力。おかげでこのシーンがいっそう怖いものになっています^^;

 ニキヤに顔を上げさせて、「あっ、こいつ私より美人」とグッと呑み込むところ、いったん激昂しながらはっと我に返り恥じ入るところ、ナイフを突きつけられて丸くなって怯えるところ、その後逃げ出すニキヤに居丈高に迫るところ、まことに見事なマイム。

 これは素敵。実は、アレクサンドロワのを見る前にクリサノワのを見て(それまでガムザッティのバリエーションは見たことがなかった)「ガムザッティのって、有名だけどあまり面白くないな」と思ったのだけど、アレクサンドロワのを見たら、コロリと参りました。端正で、威厳があり、美しく、まさしく王女の舞。うーん、クリサノワのは小娘の舞…

 全員が重厚な衣装をつけているのに、一人だけチュチュで踊るというのも、考えてみれば違和感があるけれど^^;

 アレクサンドロワは、バレエの教科書みたいですね…この人は、たぶん似合わない役というのがいちばん少ない人じゃないでしょうか。何でもひととおりはこなせそう。力強いし、優美さもある。この最後のバランスのくずれなさなんかすごい。けど、このガムザッティを見たら、やはり迫力や威厳のある役、キツめの王女や女王が似合いそう。でも、残念ながらケガ(バヤデールの公演中の由)がもとで去年退団しちゃったとのこと…まあそれでも時々は踊るのだろうけれど。

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