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2018年9月14日 (金)

WEG,GP結果速報

 とりあえず、ガル&ゾニックの得点は、Longines Timingで見たところ77.189で総合7位でした!得点的に察するに、目立ったミスはなかったものと予想されます。

1位 ワース&ベラローズ    独
2位 グレイヴス&ヴェルデイデズ 米
3位 ゾンケ&コスモ      独
4位 キッテル&ウェルダン   スウェーデン
5位 シャーロット&フリースタイル 英
6位 ヘスター&デリカート    英

 予想通りだったな…ドイツ・アメリカ・スウェーデン・イギリスが最上位(アメリカは、ホスト国点が加算、もっとも2位のペアは実力者だけど)。ドレッサージュの世界的大会って、その時のドレッサージュ界の「お気に入り」が上位に来るから、大体見る前から想像がつくことがあります。

・ベラローズは、4年間もの休養から復帰して、やっと二ヶ月半
・コスモは非常に神経質で、自国の競技でさえ荒ぶれた(リングのフェンスまたぎ越し、あのアンダーカヴァーだってそこまではやらなかった)ことがある馬
・ウェルダンは、8月のCDI4のGPで、獲得した点数がやっと75%
・フリースタイル&デリカートは、5ヶ月前にやっとGPデビューしたばかりの9歳馬

 これらが、去年デビューして、じっくり今まで順調に手塩にかけられてきた、あのガルのゾニックよりも上位に来るわけ。というのは、

・ワースは言わずと知れた当代の世界ナンバー・ワン
・ドイツは言わずと知れた当代のドレッサージュ界ナンバー・ワン
・キッテルは次代のFEIの委員入りを目指していて、ドイツでもイギリスでも受けがよい
・シャーロットは言わずと知れた先代の世界ナンバー・ワンでキュアの世界記録保持者、そしてヘスターはそのシャーロットの師匠

 彼らや彼らの騎乗馬を悪く言うつもりはないし、精一杯の演技を見せただろうことは疑いないけれど、ただ、今の場合を見れば、ライダーとしての技量や経験値、ゾニックという馬の才能また経験値、それにこれまでの調整過程の順調ぶりからして、彼らがガル&ゾニックの上をいくとは、ふつう誰でもちょっと考えにくい。こういう事情を考えあわせねば…

 まあ、こう考えれば、7位にでもガル&ゾニックが入ったのは、むしろよくやったほうかも。

 なお、過去の、ユーロドレッサージュの記事を引用。

”…国内戦でGPデビューしたての馬でも、有名ライダーに騎乗されれば、このような得点(79~81%)をほぼ自動的に獲得する。…国際戦でも、ブランクから復帰したばかりでまだ以前のレベルにない馬でも、80%を獲得するものがいるし、また演技内容にかかわりなく75%を獲得するものはもっといる。…(有名でないライダーは)カースト的システムにより、演技の良し悪しに関係なく、一生63~70%を越えることがない…”

 なおなお、ドレッサージュ界じゃ、アスリートの実力に勝るとも劣らず、その経済力、知名度、そこから来る影響力が評価されていることも付け加えておきます。ワースはビル・ゲイツ夫人のトレーナーをやってるというし、ゾンケは「○○ファミリー」と呼ばれる一団のお坊ちゃん。シャーロットは英国初のドレッサージュ金メダリスト、それも2連覇というのでもてはやされ続けてる。

 まあ、こう考えれば、ファミリーも金メダルもないガル&ゾニックが7位にでも(以下略^^;)

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