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2018年9月15日 (土)

WEG、GPS結果

 世界選手権GPスペシャル、とりあえず、

7位  ガル&ゾニック        77.751
20位 ハンスピーター&ドリームボーイ 72.052
 
でした(ハンスピーター&ドリームボーイはキュア落ち)。ガル、4年ぶりに欧州/世界選手権(オリンピック含め)でキュアに進めるな…

 それはそうと、ちょっとまあ、上位結果をご覧ください。

1.ワース&ベラローズ     86.246
2.グレイヴス&ヴェルデイデズ 81.717
3.シャーロット&フリースタイル 81.489

 2位のペアはともかくも、1位と3位はありえない。

 1位のベラローズは、4年の長期離脱から復帰して3ヶ月たたない馬、―それも今14歳だから4年前はまだ10歳、GPレベルでデビューして1年ちょいてところ―、それがキュアでもないスペシャルでこの得点。
 3位のフリースタイルに到っては、今年の春にGPデビューしたばかりの9歳馬、まだ半年経つや経たずのキャリアな上に、国内じゃない国際戦は、これがなんと2戦め。GPスペシャル自体、演技するのは3、4回めくらいじゃないか。

 キュアならばまだしも、GPスペシャルでここまで放埒な採点をやってのけるとはな。さすが世界選手権…

(とはいえ、ガル&ヴォイスのペアが14年の世界選手権でも、16年のリオでも、17年の欧州選手権でもスペシャルで落とされてキュアに出場できなかったのを思えば、それほどおかしくもないかも。15年の欧州選手権は、―アンダーカヴァーが狂乱して棄権に追い込まれたのが、まさにスペシャルの試技でだった…)

 ベラローズもフリースタイルも、素晴らしい馬なのは確か。確かだけど、キャリアや調整過程を見れば、今回はまだ足りないところがあるのがふつうであり、当たり前である。いや、特にベラローズなどは、6月末に復帰してから二ヶ月のうちに3回も競技会に出、今回で4回めの出場だ。―4年もの休養を挟んでいた馬にとっては苛酷ではないか。

 世界選手権が「すごい馬出現!」と祭り上げにかかるせいで、本来素晴らしい馬の価値がかえって損なわれているように感じる。ベラローズが80点くらい、フリースタイルが77点くらいなら、「この先がもっと楽しみだな」と思えるけれど、86点だの81点だのはいかにもウソ臭く、おかげで馬の実力までウソっぽく思えてしまう。

(ちなみに、ベラローズの前回のGPS得点は80.149、フリースタイルの前回のGPS得点は80.511。両者とも御当地でのCDI4と3。それが「世界の舞台で自己最高得点をマーク!」てこと┐(´д`)┌なお、2位のヴェルデイデズは、異常に悪かった前回を除けば前回(2017年7月独アーヘンCDIO5!))のGPS得点が81.824、今回とほとんど同じ。)

 そういう”演出”をやっている世界選手権そのものが、頭の悪い人間の集団であるように見えるのは言うまでもない…

 いやいや、これが実力より知名度を重んじ、スポーツというより市場活動に近いドレッサージュ界そのものの姿というべきか。

 うーん、ドレッサージュへの関心が薄れていくのを感じるな〜

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