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2018年10月10日 (水)

黄金時代・タンゴ

 バレエ『黄金時代』のタンゴ。これはガラ(いろんなバレエからいろんなシーンとかダンスを持って来て、集めて、お楽しみ会みたいに上演するもの。まあバレエ一日お祭り?有名ダンサーもよく出るので、ファンも大喜び)から。踊ってるのはカプツォーワとドミトリーチェンコ。

 これはどんな筋のバレエかというと、黄金時代というナイトクラブだか酒場だかダンスホールだかがあり、そこの踊り子が地元の漁師の青年と恋仲になって、割り込んでくるギャングの親分とかその情婦とかの横恋慕/嫌がらせを乗り越え、愛を成就しました…というものらしい。共産時代のお約束ストーリーの由で、すでに結果がわかっているようなもので、筋としては大したことはないが、しかしロシアの人たちが見れば細部にいろいろ思い当たるところがあるのか、なかなか人気があるらしい。

 で、カプツォーワは踊り子のリタ役、黒服のドミトリーさんがギャング役。リタは、すでに漁師の恋人がいるから、迫ってくるギャングが疎ましいのですね。だから気の乗らない、冷めた表情で踊っているわけです。―まあ、それにしては一糸乱れず息が合ってますが^^;

 ずっと以前、この動画をチラ見した時は、全然タンゴじゃないじゃんつまらないや、とすぐ見るのを止めたのですが、いま腰を据えてよく見ると、あら、悪くないですね〜。バレエだからタンゴじゃないし、そうかといってふつうのいわゆるバレエでもないけれど、でもいいや。

 「全身可憐なカプツォーワだから、色っぽい役はちょっと…」とか思ったりしてすみません。この人、カルメンとかニキヤでも大丈夫だ…というか、それ、見たいぞ〜

 ところで、カプツォーワ、この一ヶ月後にボリショイシアターで踊ったのが16歳のオーロラ姫…またこれが似合ってて可愛いのなんの。美人は得、というけれど、そしてそれもそうだろうけど、それらしい佇まいとかしぐさとか雰囲気とか、やっぱり何より演技力がものを言ってるんじゃないかな…

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