その他

2019年3月15日 (金)

犬の断尾について・その2

 犬の断尾は、少なくとも現代ではほとんどファッション目的で、それほど意味はない…と考えていたのだけれど、意味がある場合もないではないかも、と思いだした。

 そのきっかけは、断尾が禁止されているイギリスの、ワーキング・コッカースパニエル(イングリッシュ・コッカーの1タイプ)の飼い主の記事をネットで見たこと。それは、断尾の是非を問う記事に寄せたコメントのひとつだけれど、それによると、そのコメント主は断尾しない、長い自然なシッポのワーキング・コッカーをペットとして飼っていた。ところがそのコッカー、飼い主のことが好きで仕方ないものか、飼い主が帰宅するたびに狂喜してシッポを振りまくる。シッポはすごい勢いで床を叩き、壁を叩き、とうとうシッポの先端が傷ついて出血し、それでもシッポを降りやめないから、壁から床から飼い主の衣服から、そこらじゅうに血が飛び散って「殺人現場みたい」になったというのだ。

 最初これを読んだ時、少し話が大げさじゃないかと思ったのだけれど、いろいろな情報を集めてみると、これは少しも大げさじゃないらしい。まず、シッポからの出血というのは、傷が小さくても量は結構なものなのだとか(犬はあまり痛がらないみたいだけど)。それから、シッポを振りまくってそこらじゅうにぶつけ、とうとう出血するにいたる、というのはいろいろな犬にあることらしく、ボクサー、ダルメシアン、コッカースパニエル、スプリンガースパニエル、ラブラドール、とちょっとネットで探しただけでもこれほど見つけることができる(スパニエル系には―セッターも含め―かなり多いらしい。ボクサーにも非常によくあることで、だからイギリスのボクサー愛好家には断尾を支持する人もいるくらい)。

 また厄介なのが、シッポの治療が大変難しいこと。包帯やテーピングをしてもシッポを激しく振ればたちまち緩んでしまうし、飼い主が目を離せば口でも取ってしまう。第一、嬉しいことがあれば相変わらずシッポを振りまくってあちこちぶつけまくるのだから、傷がふさがるヒマがない(中には、1年たっても出血してる、という人さえいた)。で、やむなくシッポの切断に踏み切る飼い主も多いのだけど、子犬の時と違って、成犬になってからの断尾手術はかなり犬の体に負担がかかるらしいのだ。―回復に数カ月かかる場合もある由。

 こういうあんばいだから、断尾という習慣には(犬種や犬の個性にも大いによることだけど)思いのほか身近な、現実的な、やむにやまれぬ理由が潜んでいたのかもしれない、と思われ始めたわけ。あるいは、もともとこういう理由があったのに、長い期間にそれが忘れられて断尾という形が目に障る時代になり、それを禁止するため今の時代にマッチする理由(残酷とか外見重視とか)を挙げ、禁止したのだが、すると昔の忘れられていた不都合がよみがえって来て、再びそれに悩まされることになった、ということかもしれない。

 また、自分のシッポを追いかけて遊ぶ犬も多いようで、見ているぶんには可愛いけれど、これもエスカレートすると自分のシッポに噛み付いて傷つけることが往々にしてある由。また、遊びではなくストレスが高じて自分のシッポを噛む犬もおり、いずれにしろ、長いシッポの存在は、犬にとっても飼い主にとっても、なかなか面倒のもととなる場合がないでもない模様。もちろん、根本的には服従のシツケの徹底とかストレスの軽減とかが問題解決の手段としては要求されるだろうけど、対症療法的に、傷つけられるシッポをなくす、というのも、たしかに一案には違いない。まあ次善か三善の策ではあろうけど、余儀ない緊急避難のようなものである。虐待とか、単なる目の保養とかとは、これはやっぱり別物だろう。

 こうなると、一見いいことずくめに見える「動物愛護」も、そう一筋縄ではいかないことがよくわかる。というか、動物だけでなく、動物と人間との関わりを考慮して、その上で愛護しなくてはいけないのだから、もとより両者のバランス、妥協を探っていかなければならないものであるのは確かだ。一方が正しく、一方が悪い、とかそんな単純なものではなかったらしい。

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2019年3月11日 (月)

Aces優勝!

 ウィペット&ラーチャー(グレイハウンド系のミックス)の精鋭をそろえたチーム、Acesが準決勝で敗れて決勝落ちしたのを嘆いていたのですが、今日CruftsのFBを見ると、なんと決勝戦にその姿が!どうやら、昨日一敗は喫したものの、サッカーのワールド・カップよろしく総勝利数でまさって決勝進出を決めたのか?もっとよく試合のシステムを勉強しとかないとダメだな〜

 さっそく動画を見てみると、決勝に進んだ4チームは、このAcesと、昨日Acesを破ったKarmandos、それに名前がダブるから姉妹チームかなんかなのかKarmandos Aline Forces、そして昨日フライボールのスピード新記録を樹立したというFocus。

 まず一回戦、Aces対Karmandos Aline Forces、これはAcesがあっさり勝利。今日はウィペットたちも落ち着いているようだ。

 二回戦、Karmandos対Focus。Karmandosは、Acesを破った昨日のような勢いがどうも感じられない。疲れがあるのか…Focusにストレート負けを喫する(3位決定戦では勢いを取り戻したように見えたから、惜しかった。一日目以外は試合前のコース練習時間がない(ただちに本番入り)から、それも関係するのかもしれない。犬のコンディション作りとかも難しそうだな…)

 そしてついに決勝戦!初戦をスピードで圧倒して司会者にStorming through!と叫ばせたAces、それに対し昨日俊足でコースレコードを塗り替えてみんなをあっと言わせたFocus、これはすごいゲームになる予感。なお、Focusのチームも足自慢のラーチャー揃い。

 まず第一戦(フライボールは先に2ゲーム先取したほうの勝ち)!前半はFocusが優位だったが、後半Acesと接戦となり、なんとフライボール史上初の同着、しかも昨日の新記録をまたもや塗り替えるレコードタイム!
 Acesの第二走者はウィペット(たぶん二年前にも出ていたShootsという犬)なんだが、これに走り負けないのだから、Focusの犬の速さがよくわかる。
 次いで第二戦。今度も前半はFocusが前に出るが、Acesの第三走者のラーチャーが逆転してリードを奪い、アンカーのウィペット(Hutsleという、三年前から出ていてとても有名)がそのまま逃げ切って勝利!にしても、Focusのアンカーのラーチャー(Panicという名前らしい)もおそろしく速い。ハッスルもすんでに捕まるところだった。
 第三戦。ここでAcesにミスが出る。第二走者のウィペット・シュートが戻る途中でボールを口から落っことし、Focusにポイントが入ってしまう。シュートはミスがたびたびある(昨日もあったな)、ウィペットの宿命か…
 第四戦、サドンデス・マッチ!今までどおり、前半をFocusがリードし、第三走者でAcesが巻き返す(Acesの第三走者、偉い!)。と、Focus、第三走者とアンカーとの中継にミスでもあったか、スタートをもたついた!その間にAcesのアンカー・ハッスルがみるみるリードを広げ、そのままゴールに一直線、勝利はAcesの手に帰した!
 いやー、すごい見応えのあるゲームだったな!

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2019年3月10日 (日)

ウィペット残念!(じゃなかった)

(追記:準決勝戦で負けたのは確かですが、しかし決勝に出場しました!たぶん、他の取り組みの結果で最終出場チームが決まったんでしょう、野球とかサッカーのワールドカップみたく。ああ、よかった。)

 クラフツのフライボール、ウィペット揃いのチームで注目を集めていたAcesですが、無念にも準決勝で敗退しました。

 二年前の失敗をまたやってしまった…ボールを途中で口から落としてしまってファウル&ファンブルしたボールをくわえ直したのはいいがコース外を直帰してしまってファウル、つごう2ポイント相手に献上したかたちで自滅。うーん、ウィペットの悪いところが出てしまったかな。

 もっとも、相手チームも―今年初参加だと思うけど―常連の強豪チームをこの前の試合で破るなど、相当に強い。優勝候補だな、これ。

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2019年3月 9日 (土)

ウィペット再襲!

 二年前、その神速ぶりでみんなを唖然とさせたウィペットが、再びフライボールのゲームに戻ってきた!それも、今回はメンバーすべてがウィペット(かウィペット・タイプ)だ!

 フライボールは見ての通り、4頭1チームで行うリレーのようなもの。1ゲームは2チーム対抗で行われ、相手より先に完走したチームが1ポイントをゲットし、2ポイント先取したチームが勝ち抜けとなる。くわえたボールを落としたり、障害を飛ばなかったり、スタートでフライング(これは犬を放す人間のミス)をしたりするとアウト(相手側に1ポイント入る)。

 ウィペットは小型のグレイハウンドみたいなものだから、他のチームの犬たち、たとえばボーダーコリーなどは、足の速さではまったく勝負にならない。そんな犬ばかりでチームを組むのは、それでは反則みたいなものではないかと思えるのだけど、実は、ウィペットだけでチームを組むというのはたいへんなギャンブル。というのも、足こそ速けれ、ウィペットは走って行って行ったきりになったり、途中でボールを落っことしたり、障害を飛ぶのを忘れて脇を駆け抜けたりといったミスがたいへん多い犬。事実、二年前、ウィペットを二匹入れたチーム(というのが、今回のこのチームなのだけど)は、そうしたミスであっけなく予選敗退している…

 上の動画など見たら、相手チームが心から気の毒になるばかりだけど、ひとつ間違えればあっさり自滅の可能性もあるのが、このウィペット・チーム。それに引き換え、ボーダーコリーやラブラドールは足こそ劣れ安定感がずっとある(ウィペットやグレイハウンドなどとコリーやラブラドールを交配したラーチャーという犬種(というか犬タイプ)は、だからとても人気)。普通はこうしたスピードと安定感とのバランスでチームメンバーを決めるのだけど、それを無視してあえてスピードだけにこだわったところに、このチーム(Aces Highという名前)の覚悟が感じられるというもの。まさしくカミカゼですな。

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2019年3月 7日 (木)

クラフト・ドッグショー

 イギリス現地時間7日から、世界最大規模のドッグショーを含むCruftsのイヴェントが始まります。

 ドッグショーなんぞ興味ない、という人にもおすすめしたいのは、アジリティーとフライボールのゲーム。アジリティーはドッグ・スポーツとしてもうおなじみだけど、フライボールはどうやらまだ日本じゃなじみが薄いかな、私も詳しくないけれど、4頭くらいが1チームを組んで、順番に一頭ずつ直線トラックを疾走し、トラックの端に設置されているボールをくわえて折り返し、スタート地点まで走り戻ると次の走者がスタートする、その速さを2チームずつで競い合う、というもの。まあリレーのようなものだけど、犬のやる気ぶりとチームの人間の気合いのすさまじさが見もの^^

 これは2017年のフライボール・リーグ戦からの、伝説?のウィペット(グレイハウンドの小型版)2頭の神速ぶりをまとめて編集した動画。

 YouTubeでライブもありますよ!

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2019年2月28日 (木)

犬の断尾・断耳について

 犬のイラストを描いているうちに、シッポや耳を自然のままに描くべきか、あるいは人によって整形された形に描くべきか、どちらにしようと思うようになった。
 特にコーギー・ペンブローク。三角の大きな耳と短足がチャーミーなきつね色のあの犬。コーギーの耳は自然とあの形だが、シッポはどうかというと、これは断尾されておだんごのようになっているのがまあ普通である。困るのは、この切り詰められたシッポのお尻が実にかわいく、ふっくらして、パンのようで、まことに魅力的であること。コーギーのお尻といえばネットでも有名なもので、そのかわいらしさのあまり特集が組まれるくらいで、どうも今さらシッポのあるお尻が描きにくい。
 が、現在は、人間が自分の目の喜びのためだけに動物の身体を傷つけることが問題視される時代でもある。また、私個人としても、かわいらしい、あるいは凛々しい姿に大いに愛着は感じるけれど、動物に不要な痛い思いをさせてまでそれを享受したいかというと、そこまでではないかなという気がする。「純血種のスタンダード」を主張する向きもあるけれど、要するにそれは一部の専門家の領域であって、単に飼育を趣味とする人間にとっては関係のないこと、少なくとも好みの問題にしか過ぎないし、自然な耳・シッポを描くことを妨げるものは何もあるまいと判断した。
 それにしても、外見の力は大きいものだと思う。ネットなんかで調べると、たとえばコーギーのシッポが切られてきたのは「牛に踏まれるのを避けるため(コーギーは元牛追い犬だった)」、番犬のドーベルマンやボクサーの耳・シッポが切られてきたのは「侵入者に弱点のシッポや耳をつかまれないようにするため」などとあるが、果たしてそれで通じるかどうか。どんなシッポの長い犬でも、活動中はたいがいは背中の上に巻き上げているか、空中に高く掲げているもので、静かにうずくまってでもいない限り、シッポを誰かに踏まれたりすることはほとんどない。コーギーもその点は同じだろうし、切らないコーギーのシッポはたしかに長いことは長いが、垂直に垂らして先っぽ―ほとんどが毛だろう―がいくらか地面に寝るという程度に過ぎない。というか、牛にシッポを踏まれることがあるのなら、その前に胴体や頭を踏まれるコーギーのほうがさらに多いと思うのだがどんなものだろうか。
 ドーベルマンやボクサーの「シッポ弱点説」に到ってはさらにおかしい。シッポは弱点かもしれないが、それをつかまれて直ちにグッタリするならともかく、ふつうはそうされたら犬はカンカンに激怒するはずだ(知らない人のドーベルマンで試してみればよい)。耳だって然りで、だいたい侵入者を見て興奮した犬の「顔」に手を伸ばすくらい危険なことはない。犬より敏捷さに自信があるならともかく、つかむ前に骨まで食いつかれるのがオチだろう。
 さらに、同じ牛追い犬でありながら、コーギー・カーディガンやランカシャー・ヒーラー、またスウェディッシュ・ヴァルフントには立派なシッポがあるのはどうしてか。同じ警戒犬でありながら、ジャーマン・シェパードやマスチーフがシッポを切られないのはいかなるわけか。
 猟犬にもシッポが切られるものが多い(ポインター類)が、それは「藪やイバラに引っ掛けてケガをしないようにするため」だと説明されている。にしても、セッター類のフサフサした、いかにも木に引っかかりよげに見えるシッポはそのままだし、レトリーバーのシッポもそう。コッカースパニエルは断尾されるけれど、シッポよりあの長い毛を切るほうがずっと仕事には向きそうに思われる…
 多数がひとつにつなげられてソリを引くハスキー、昔アルプスの山岳で牛代わりにミルク車を引いていたというバーニーズマウンテンドッグ、彼らはシッポがないほうがずっと都合良さそうに思えるのに、ちゃんとシッポを保存されている。
 こうして見ると、私には、断尾・断耳の習慣は、必要というよりはむしろ人間の目の保養のために行われてきたのだと思われる。あるいは、最初は「こうしたほうが便利かもしれない」「犬にも都合がいいかもしれない」という考えから出発したのかもしれないし、事実、そうして効果があがった場合もあったかもしれないが、まあそれは、総じて理由の3割くらいで、あとは「そうしてみたらカッコよく見えた」からその習慣が続いているのだと見たほうがよさそうだ。
 私が小学生のころ、今から40年ほど前は、ドーベルマンもボクサーも耳がピンと立ち、シッポがソーセージみたいに短いのが当たり前で、マンガやテレビに出て来る姿はみんなそうだった。だから、初めて垂れ耳のドーベルマンを見た時は、ひどくみっともないと感じたものだ―それだけ、立ち耳のほうが凛々しく、威厳に満ちた印象を作り出すもので、小学生にとってすらそうだったのだから、ましてや愛犬を自慢したい大人たちが立ち耳に固執したのも頷ける。現在では垂れ耳のドーベルマンやボクサーも多いのだけれど、それでもシッポは短く切っている場合が多いのは、一種のノスタルジーなのかもしれない。
 「理屈とトリモチはつけたいところにくっつく」という言葉があるけれど、これはこの場合まさにピッタリで、「ケガを防ぐため」切るかと思えば「バランスをとるため」切らず、「スタンダードだから」切るかと思えば「スタンダードだから」切らなかったりする。つまり、切りたければ100の理由があるし、また切りたくなくても、やはり100の理由がある。結局のところは、大部分が「どれくらい外見を大事にするか」という問題に帰するのだけれど、これは最終的には、人それぞれが自分の好みと犬の身体とを天秤にかけて決定することなのだろう。

(追記:海外の記事で、「ペットの断尾しないコッカーが、飼い主を見るたびシッポを振りすぎて床や壁に打ち付け出血し、血しぶきで台所が殺人現場みたいに」というのを読んだ。大げさな、と思ったのだけど、調べてみると、けっこうあること(コッカー以外でも)みたい。床や壁や着ている服まで血で汚されるわ、シッポに手当しても包帯もテーピングもすぐほどけるわ、犬は毎日相変わらず流血するまでシッポを叩きつけるわ(犬はあまり痛くないらしい)で、飼い主は何ともかともやりきれないらしい。上のコッカーの飼い主は、とうとう断尾したのだけれど、成犬では断尾手術は完治に数カ月かかる大事だった由。興奮しやすい犬種―テリアとか―の断尾習慣は、このような理由からも成立したのかもしれない。―なお、このような狂喜のシッポの持ち主には、「落ち着くまで無視して構わない」というシツケが有効とのこと。)

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2018年11月20日 (火)

facebookへの広告掲載について

 先月から、ちょこちょこフェイスブックに広告―主に年賀状―を出しているのだけれど、わかったことを少し。

 私はだいたい予算300円で、3日間(つまり1日100円^^;)やってます。

・日本はもちろん、海外にも広告できる
…予算・日程は常の通りできます。英語で探したほうが地名は探しやすいかも。私はロサンゼルスとサンタフェ(ピンタレストで見てる人が多かったから)を選んで、あとから「California」でまるっといけることを知った…

・画像内に字が多いと、配信を制限される(リーチが減る)
…とはいえ、年賀状はどうしようもない^^;
…それと、「制限される」とは言え、審査にはずいぶんバラつきがある印象。同じ画像の同じ広告なのに、一度目は1000以上ものリーチがあり、二度目は100もいかないとか。配信される地域にもよるだろうけど。
…なお、広告マネージャーというので字の割合をあらかじめチェックすることもできます。

・広告代は、月末〆
…私はペイパルでやってる。手動で月末を待たずに即払うこともできる。

・リーチ100くらいにつき、リンクのクリックひとつくらい?
…エンゲージメントは、そこそこいくこともあるけれど(しかし実感がない…)
…何を広告したか、どこに、誰に対して広告したか、またその時期などにもよると思うけど、リンクのクリックは稼ぎにくいですね〜。
…いかに稼ぐか、ということに集中しだすと、ほとんどゲーム感覚になるかも^^;

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2018年8月11日 (土)

インスタ始めました

 インスタグラムのアカウントは、去年スマホを買った時に作ったのだけど、使い方がよくわからないしイラストの投稿もできなさそうだったのでそのまま放置してました。が、PCからの投稿方法がわかったので、これからぼつぼつやっていくことに。
 なお、どうやってPCからやるかというと、私の場合ブラウザがファイアフォックスなのだけど、これに「User-Agent Switcher」というアドオンを入れてやると、ブラウザをあたかもアンドロイド・スマホのように切り替えることができるようになる(アンドロイド以外もいろいろある)。そうしてから自分のインスタのアカウントに入ると、「投稿」でPC中のイメージを選べるようになるというわけ。ただ、A4サイズだとサイドが切れちゃうし(正方形だといちばんピッタリ)、JPGしかアップできないのが何だけど。
 まだ数枚しかないけれど、よろしければstudioayutakaをご覧ください^^

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2018年7月23日 (月)

シームレスなイラストの作り方

 シームレス・パターンというと、継ぎ目のない模様の背景のことで、ひとつあれば上下左右に永遠にペタペタ貼り続けていけるようなやつだけど、水玉やストライプのそれの作り方はたくさんあっても、複雑なイラストのそれはなかなか見つからない。それに、ネットにあるシームレスの作り方はいわば「完成品」の作り方で、パソコンの壁紙とかを自分で作りたい時には重宝だろうけど、「原本」、これさえあれば永遠にどこまでも貼っていけるという「元手」の作り方、それもストックサイトに登録できるベクターファイルの作成法は、ほとんど見当たらなかった。そこで行き当りばったり悪戦苦闘しながら自作してみた時の覚え書き。ただし使用ソフトはインクスケープ。

1.グリッド表示して、ページ枠を自作(もしくはページにスナップをオン)。

 というのは、もとからあるページ枠じゃ、グリッドにピッタリ乗らないから。シームレスにするには継ぎ目同士をキチッと合わせないといけないが、これにはグリッド(追記:ページにスナップならグリッドはいらないから、こちらが楽かも)のスナップ機能が必要になります。で、グリッドに合わせて自分で書いておく(専用レイヤーに書いて、ロックしておくと吉)。もとのページ枠は、自作したのと見間違えやすいので、操作して見えなくしておいたほうが無難。

追記1:「ページにスナップ」を使う場合は、見えるままにしておいてOK。
追記2:枠やページは小さめにしておくと、操作が軽くてよい。後でパターンの検証をする時、重くなりがちなので。

2.(自作した)ページの中に作画。

 描く分にはいつも通り。だが、シームレスにするので、上下左右の枠にかかる部分は必ず互いにつながるよう注意。下を描いたらコピーして上にペースト、左を描いたらコピーして右にペーストしておいて、それから空所を埋めていくように描けばいいかな。それから、枠外にはみ出した部分はそのままで。

3.描き終わったら、PNGにエクスポート。

 SVGだと枠外にはみ出た線ははみ出っ放しでどうしようもないけど、PNGにするとばっさり消えます。「選択したオブジェクトにページを合わせる」で自作ページ枠通りにページをこしらえ、見えるように設定し、そして自作ページ枠は見えないようレイヤーをクローズ。それから「範囲はページ」でPNGにエクスポート。

4.できたPNGを今度はインポートしてトレース→ベクター化。

 PNGに出力したら、それをすぐまたインポート。それから「ビットマップをトレース」でベクターにしてしまう。ちなみに、こうしてトレースしてベクターにすると、手描きっぽくなるので、技としてシームレス作成以外の場でも使えそう^^

5.再び自作枠(もしくはページ)にピッタリおさめ、コピペしながら上下左右をシームレスにつなげる。

 「原本」にするベクターのとなりにそのコピー(別レイヤーに貼って、間違って修正しないようロックをかけ、用済みになったらレイヤーごと削除するのが吉。消しゴムで削除してると非常にフリーズしやすくなる)(追記:選択→デリート/バックスペースキーで消すのがいいかも)をグリッドのスナップ機能(もしくはページにスナップの機能)を使ってピッチリくっつけ、シームレスになるよう原本を修正していきます。グリッドの目盛りは、設定でかなり小さくできます。これでページ枠のジャスト上に、継ぎ目なく繋いでやりましょう。

 原本の左隣にコピーをスナップし、原本の左枠上のベクターを修正したら、コピーをレイヤーごと消去し、修正した原本を再コピーして、別レイヤーに貼り付け、今度は原本の右隣にスナップ&レイヤーロック。そして今度は右枠上のベクターを同様に修正。次いで上下も同じようにシームレスに仕立てていきます。

追記:ページにスナップだと、往々にしてスナップしきれてない時があるので、拡大してよく確認しておきましょう。

6.原本が完成したら、パターン化で検証。

 「オブジェクトをパターンに」で原本をパターン登録し(番号を確認しておきましょう)、別レイヤーに原本よりタテヨコ2倍くらいの四角でも作って、フィルをパターンで埋めてみましょう(登録したパターンが複数あると、いちばん古いのが適用されてしまうので、番号で確認しましょう)。

<注意!ベクターをパターン化すると、オブジェクトに戻した時に、目に見えない枠?幽霊ページ?がいっしょにできます。アウトラインのビューにしたら見えるけど、そのままにしておくといつの間にかグリッド線と間違えてたりするので、すぐに消してしまいましょう。>

 パッと見つながってないようでも、拡大するとつながっていれば大丈夫!つながるはずなのに拡大してもつながってなかったら、JPGに描き出してチェックしてみましょう(PNGは見たまんま描き出される部分が大きいので、詳しいチェックには不向き)。成功だったら原本をパターンからオブジェクトに戻し(幽霊ページは削除しときましょう)、大事に保存しましょう。

 イラレでイラレEPSにする時、ストレイポイント発見のスクリプトをかけたけど、問題ナシでした(ペン描きのトレースの時はあちこち引っかかったんだけど)。きっとチェックに時間がかかると思ってたけど一瞬で終わったし^^

完成品

 パターン化するとこんな感じに。
Path4195
 ぎっしり^^

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2018年3月13日 (火)

白蘋いろいろ

 漢詩なんかによく出てくる「白蘋(はくひん)」、そのまま考えれば「白い浮き草」だけど、浮き草の葉が白くてはたぶん枯れかけているのだろうから、きっと「浮き草の白い花」だろう。春か夏の川面に、小さな白い花が群れ咲いているのを想像すると、いかにも可憐で風流…そんな水草を育ててみたいなあと数年前から思っていました。

 調べてみると、白い花を咲かせる水草は、日本にも意外にたくさんある。ハスやスイレンは言うに及ばず、毎年夏になるとニュースになるバイカモ、ホームセンターでもよく売られているガガブタ、トチカガミ、それにふつうのキンギョモ(アナカリス/オオカナダモ)もかわいい小さな白い花を咲かせる(これらは厳密には浮き草じゃないけれど、昔の人はそれほど区別をつけなかったろう)。特に、アナカリスの花がいかにも可憐で気に入ったけれど、よほど強い光を当てないと咲かないらしいのと、花数が多くないのとが難点に見える…(日当たりのいい池や、大型のビオトープ容器を置ける庭があるなら別だけど)。

 そこで、ネットをあさって「クリスタータ」なる水草を注文したのが3年前。これは小型のスイレンのような形の葉に、大きめのかわいい真っ白な5,6弁の花を咲かせる、見るからに「白蘋」らしい花。で、楽しみに育てていたのだけど、これが咲いてみると、なんとクリスタータならぬ「ヒツジグサ」でした。店の人、間違えたな^^;

 ヒツジグサはとても小型の温帯スイレン、日本のあちこちにも自生している。小さいけど花はいかにも真っ白なスイレンで、これまた立派な「白蘋」…で、喜んでそのまま育てていました。

 この「白蘋」たちについて、ちょっと今までにわかったことをメモ。案外、育てやすそうでわからなかったり、ネット情報を寄せ集めないとハッキリしないものがあったりしたもので。

ヒツジグサについて

・ヒツジグサは、水面に氷が張るくらいの寒さでも大丈夫。今冬の寒さを、ベランダで何回も凍りながら(底の底までは凍ってないけど)今は新芽が出てきた…強いな。
・春先から室内のメダカ水槽で育てたら、よく茂ったけど花が咲かなかった…アサガオみたいな短日性なのかも(あるいは肥料のやり過ぎ?)。今年は肥料控えめで、6月までベランダで育ててから水槽に入れるつもり。
・水槽に入れるのは、ベランダじゃ日光不足で咲かないから。最初、全然咲かないからもう水槽の水草代わりにしようと投入したら、にわかにバンバン咲き出したのでビックリしたことが^^;(8月くらいだったかな。水槽には熱帯魚用の照明が夜以外ずっと点いている)。
・咲いた後、実ができて、はじけてタネがいっぱい水面に浮きます。自然発芽するかなとそのままにしておいたけど、出なかった…水槽の底面は他の水草が茂って暗いからか、ミナミヌマエビ(1cmくらい)が食べてしまったか…次はすくってちゃんと植えよう。

クリスタータについて

・この水草の正体がずっとわからなかったのだけど、どうやら「姫スイレン」「姫千鳥」と呼ばれているものと同一らしい。
・さらに「熱帯性ガガブタ」というといっそうハッキリする…決め手は、ガガブタ一族特有の、浮き葉から根塊(殖芽という由)を生じてそこから新たな株を増やすという習性。なるほど、「姫千鳥」の「ちぎり葉」が販売されるワケだ…(ガガブタは、浮き葉の付け根までがほんとは「茎」で、殖芽はここにできるそう。イチゴがランナーで殖えるようなものか)。
・もちろん、日本の一般のガガブタも、浮き葉(についた茎)で増えることができる。さらに面白いのは、熱帯魚用の水草としてよく売られている「バナナプラント」も、その一族だということ。
・だから、バナナプラント(殖芽がバナナに見えるわけ、別名ハナガガブタ)も、ちゃんと土に植わって花を咲かせれば、「姫千鳥」に似た白い5弁花を見せてくれるらしい。よし、今年植えてみよう^^

クリスタータ追記:

・「ヒメガガブタ」という呼称も。ただ、ネットで「姫千鳥」「ヒメガガブタ」「熱帯ガガブタ」などで画像検索すると、大体は同じような姿でありながら、花のサイズ、花つきのよさ、花弁の形などにけっこうバラつきが見られる。どうも複数の近似種が同名で呼ばれているのか、個体差が激しいのか、あるいは互いに交雑しているのか…

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