馬術観戦

2019年2月21日 (木)

3月のインドア・ブラバント、ガルはヴォイスと

 引退したような、してないような感じだった、ガルの長らくのセカンドホース、縁の下の力持ち的存在のヴォイス号が、来月のインドア・ブラバント(スヘルトーヘンボス)のCDI3戦に出場するそうです(今年はガルのワールドカップへの出場はなさそうですな)。

 それにつけても不審なのは、昨年末からガルの主戦・ゾニック号の姿が見えないこと。昨年12月のロンドン・オリンピアを体調不良でキャンセルしてから、1月の地元オランダはアムステルダムも欠場。このときFBで、ゾニックを検査にかけて、結果が分かり次第発表する、との記事が出たのだけど、それ以来何の音沙汰もない―申しわけ程度に写真が1回かそこら出たっきり。写真を載せるくらいだからそれほど具合が悪いことはなさそうだけど、あるいはメンタル面の問題なのかもしれないな…検査して身体的に何の異常もなかったから、発表することも特になかったかのかもしれない。
 そういえば、去年の10月にデンマークで”世界のトップ10ライダー”みたいな催しがあり、ガルはゾニックとのペアで出場―8月の世界選手権以来―したのだけれど、たしか最下位ではなかったかと思う。当時は、どうでもいいショーみたいなものだから、ガルが手を抜いたんだろうくらいに思っていたけれど、あるいはその時に、ゾニックが何かメンタリティーに問題をきたしていることがわかったのか、あるいは直接メンタル的にショックを受けるような事態があったのか…うーん、わからない。
 もしメンタル的問題なら、ガルにはアンダーカヴァー号での苦い経験があるから、小さなことでもごく慎重に対応していくことは十分考えられる。上の記事のコメントを流し読みした感じ、ゾニックの身の上を案じるようなものは今のところないみたいだから、現地においてもゾニックの身にゆゆしい大事が持ち上がっているような兆しは見受けられないのだろう。”休養”くらいにとらえられているのかな…そして、意外にヴォイスの復帰が喜ばれていたりする^^;
 ゾニックは、マネージャーのニコール・ワーナーによれば、アウトドア・シーズンでの復帰を(今のところは)目指しているもよう。とすると、5月あたりかな?

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2019年2月20日 (水)

日本人選手&きれいな馬、世界選手権へ

 ワールドカップ&オリンピックの障害馬術に、日本人選手がこんなきれいな馬で登場?

 記事によると、この馬(名前はLife is beautiful、いい名前だ)はもとスウェーデンのハーネスホース。ハーネスホースというのは、一人乗りの馬車を引く競技用の馬、もしくは競走用の馬のこと。オランダなんかでは前者の競技もなかなか盛んで、見事に前脚を高々と掲げて闊歩する馬&馬車の写真がしばしば見られるけれど、どうやらここでは、後者の競走馬のよう。
 日本じゃ競馬といえば、人が馬にまたがって走るものだけだけど(北海道のばんえい競走を除けば。これは重種の馬がソリを引くもの)、欧米では一人乗り・一頭立ての馬車競走もたいへん盛ん。この競走に出走する馬は、全力走のギャロップじゃなく、規則正しい速歩(トロット。とはいえ、すごく速い)で走るので、一般にトロッターと呼ばれている。トロッターというとフランス産のフレンチ・トロッターという馬種が有名だけど、このフレンチ・トロッターはショー・ジャンプ(障害競走)にも秀でていて、現在の馬術競技用の馬、いわゆる温血種には、その祖先として、多くのフレンチ・トロッターの血が流れている。
 で、このライフ・イズ・ビューティフル号は、スウェーデンでレース生活を送ったあと、日本へ売却され(きれいな毛色が注目されて乗馬にでもなる予定だったのかな。なお彼は去勢馬)、そこでニュージーランド人のライダーに見出され、そのビジネスパートナーだった日本人障害馬術ライダー・ヒロタ氏の、やはりライダーである奥さんの乗り馬になったというわけ。
 このペアはワールドカップ出場への日本予選を見事突破して、4月3日から開催されるワールドカップ・ファイナルに出場するのだけど、今年の開催地が、奇しくもライフ号の故郷のスウェーデンのイェーテボリ。それで、ちょっとした話題を欧州でも提供しているのですね。
 にしても、ライフ号、きれいだな…馬術競技に出て来る温血種に、こんなブチ模様はまず見られないのだけれど、しかし温血種的にはブチ模様が出ないわけではないみたいだし、ちょっと血統のどこかに別種馬が入れば、容易にこんな毛色が出るだろうとも思われる(ユーチューブとかで見たことあるし)。こんな華やかな毛色の競技馬が、もっと他にも出てきたらいいのにな〜

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2019年2月 3日 (日)

トーティラス再登場で感じたことまとめ

 トーティラス号が4年ぶりに姿を見せ、しかもそれが故郷オランダの、かつて自身出たことのある会場のショーに、エドワード・ガルと顔を合わせて、というので、なかなか感情的になっているコメントがいろんなFBで見られますが、ここで私の感想をまとめておくと、

1.ガルはトーティラスと再会して胸中いかばかりか…と涙ぐむようなコメントもあるけれど、それはガルも涙ぐむほど懐かしかったろうし万感胸に迫るものもあったろうが、あのあとアンダーカヴァー号もいればヴォイス号もいて、それぞれ立派な成績を上げてきた。10年前に変わらぬ絆、とかいうのは、ちょっとアンダーカヴァーたちがかわいそう。

2.そういえば、マティアス・ラスもかわいそう。ほぼオリンピック出場だけが目的(金を払ったショッケモールとしてはブリード需要も見込んでたろうが)でトーティラスを手に入れたのだろうけど、たぶんそういう坊っちゃん/嬢ちゃんライダーは他にもたくさんいる。オリンピック用にとプロの馬をハイアマチュアがごっそり大金で買い込むのは、欧州のみならず米でもアジア(日本含む)でもどこでもある現象(馬7人3と言われる競技で、それだけ「良馬さえいれば自分でもメダルが取れる」と意気込むハイアマチュアが多いのだろう)…そう言うと、嘆かわしいようにも感じられるけれど、実のところ、ドレッサージュ界は、それを地盤として成立しているようなところが大いにある。オリンピックを目指すお金持ちに、高値で購入されるということをゴールとして、ブリーダーは馬を生産し、ライダーは調教をつけ、またショーで高得点を得るべく励んでいる、極言すればそう言える面がたしかに存在する。そう考えれば、ガルが磨いたトーティラスという「商品」が、オリンピック目当ての「金持ち」のものになったというのは、まったくふつうの流れに過ぎないわけ。…ラスにかぎって「ガルよりずっと下手」「トーティラスをオランダに返せ」と非難され続けるイワレは元来ありようがないはずなのだ。

3.それもこれも、ガル&トーティラスが非常な人気者だったせいだが、ではそれはなぜかというと、「キュアがカッコよく、誰にでも楽しめた」ということに尽きる。私は門外漢だから何とも言えないが、たぶんあのキュアは、技術的にも高難度なのだろう。しかし、もしガルが、現在のワースやデュジャルダンのやっているような、やはり「高難度」のキュアを当時やっていたとしたら、トーティラスはここまで人の記憶に残る馬にはなっていまい。トーティラスのキュアはまだ無名のころ「サーカス」と嘲られたことがある由だが、ドレッサージュとサーカスとでは、どちらがよりメジャーで人気があるかは言うまでもない。…おかしいのは、ガルがトーティラスとコンビ解消後も、まったく同じ路線ですばらしいキュアをやり続けているのに、それがいっこうドレッサージュ界でふさわしい評価を受けず、その一方で、トーティラスばかりが神さまのように持ち上げられ続けていることだ。「サーカス」を小馬鹿にしながら「ドレッサージュをメジャーにしてくれたトーティラスが懐かしい」なんて、矛盾以外のなにものでもないのだけど、FEIとかはちゃんとそこをわかってるのかしらん…

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2019年2月 2日 (土)

意味不明のイエローカード

 とてもつまらないニュースだけど。

 18歳のライダーが競技後にFEIにイエローカードを切られた、というものだけれど、その理由が、英語がわからない日本人の私ならともかく、欧米人にすらよくわからない、というから恐れいったもの。

 ふつうイエローカードというものは、馬への虐待などに対して切られるべきものだが、どうやらこの場合は、ライダーが荷物をトレーラーに積み込もうとして、道路と歩道を隔てていたロープ?を切った、というだけのことらしい。もちろん、馬が道路で車なんかと接触しないよう、安全のために張られているものではあるが、競技が終わって、迎えのトレーラーが来ていて、もうすぐ馬も積み込むのだし(馬を積む時にはもちろんロープは切っていい)、まず大きな荷物を先に片付けようとして、何気なく切っただけのことだろう。不注意には違いないから(荷物より馬や人の安全を先んずるべきだから)、係員としては、荷物を入れるのを止めさせ、まず馬を先に車に入れさせて、それから安全を何と心得ておるかとその場でライダーにお灸をすえればよいだけのこと。さも鬼の首でもとったかのように、ここぞとイエローカードを切るなんて、どうかしてる…あるいは、注意した時に言い返されでもしたのかもしれないけど、それでも18歳の若者、―ほんの高校生程度だ―、に対してあまり大人げないという批判はまぬがれまい。ほぼ弱い者イジメと言ってよかろう。

 だいたいドレッサージュのイエローカードなんぞというものは、去年1年間でも3回しか切られておらず、しかも「馬への虐待」で切られたのはいちどだけ、あとの2回は「係員(FEIに属する)への不従順」の由。私も覚えているけれど、そのうちのいちどはオランダのウィッテ=ブリースに対するもの…ドイツはアーヘンの大会で、試技前に練習馬場でスタリオンのチャーマー号に騎乗中、すぐ近くで行われた表彰式の騒音におびえてチャーマーが発汗&暴れたのを、係員が「馬が異常だ」と騒ぎ立て、トレーナーらと口論になり、その結果「おまえが悪い」みたいに埒外のウィッテ=ブリースがイエローカードを切られたというもの。この申し立てをしたFEIの係員は、午前中チャーマーを曳き運動させていたトレーナー(ウィッテ=ブリースの夫)が鞭を持っているのを見て、虐待を見たかのように大騒ぎし、逆にトレーナーに笑われたというから、どうもそれを根に持っていたらしい。いや、まさか今回も同じ係員のシワザじゃあるまいな…

 ”上の好むところ、下これに習う”というけれど、お手盛りの採点をこととする審査員を養っていれば、ルールを勝手に拡大解釈して下々を圧迫する係員だって、FEIから出てきておかしくないわけだ。

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ブラック・マジック・ショー

 トーティラスとその産駒たち(とそのまた産駒たち)とによるブラック・マジック・ショー(KWPNのスタリオン・ショーの目玉)、予定より30分遅れの朝7時過ぎに始まりました。いや、直前と始まってからの10分ばかりのあいだは、ClipMyHorseの接続が切れる切れる。みんな、どっとアクセスしてたな…

 (いちばん左のジーンズのお兄さんは、なんとマティアス・ラスらしい。)
 BGMにトーティラスのかつてのキュア曲をガンガン流し、―ちなみに”Total Totilas”という名の組曲、―まずガル&トータルUS(7)、ハンスピーター&トトjr(8)が2頭でリング内で演技を披露。ここのところは、ふつうのスタリオン・ショーの動きという感じでした。アデリンデ&ガヴァナー(8)も後から参加。

 それから、観客のスタンディングオベーションに迎えられ、御大トーティラス号登場。うーん、ほんとに来場したな…毛づやはピカピカ、肉付きも立派だけど、どうも人を乗せてないとトーティラスらしくない。ほんとにトーティラスだろうな^^;しかし、ガルがなつかしそうに視線を外さず、なんだか涙ぐんでいるようにも見えたし、ほんものなんだろう(ガルは試合でトーティラスには売却後も数度会ってるけれど、御当地オランダの、昔騎乗したこともあるKWPNの会場で、近々と遠慮なく見るのは格別だったでしょうな。にしても、カメラ、ガルの顔を追い過ぎ)。

 それからタミニオ号(ジュニアの産駒)なども出てきたけど、こちらはトーティラス同様騎乗せずに曳かれるだけでした。ちょっともの足りないが、周囲のにぎやかさ的に仕方ないか。トーティラスもさすがにぶっ飛んだり立ち上がったりはしなかったけど、やはり歓声にちょっとエキサイトしてるようだった。

 エキサイトといえば、トーティラスがリングから去った後、トータルとジュニアが再び演技を見せたのだけど、トータルがリングのフェンスを蹴倒して外に飛び出しちゃった…ガル、油断してたな^^;苦笑していたが、そのまま落ち着いて外をぐるりと回り、入り口からリング内に戻りました。フェンスをまたぎ返してすぐ内に戻らなかったのは、馬のシツケのためなんでしょう。一列目にいたお客さん、間近で見えて大喜びだったろうな^^

 その後、ジュニアとぴったり並走しながら埒沿いにめぐり、トロットと伸長速歩とをそろって繰り出して見せ、ここが一番盛り上がりました。かっこよかった!これ、トラファルガー(体調不良で欠場)も加わってたらもっと迫力あったろうな…少し残念。それにしても、トータルが豪快でトーティラス似なのはわかっていたけど、ジュニアのほうも、12月に見た時よりずっと動きが力強く、豪快になってた…トータルと見間違えたくらい。いや、わずかの間に成長するものだな(ショー用に蹄鉄かなんかで調整してたかもだけど)。

 ↓顔に流星があるほうがガル&トータル、ないのがハンスピーター&ジュニア。

 トーティラスは主に曳かれて歩くだけで、速歩もほとんどなしだったから、最初は期待はずれな感じだったけど、やはり存在が雰囲気に沁みてくるのか、退場するころにはけっこうな盛り上がりでした。これを期に、あちこちのショーに出るようになるのかな、トーティラス?

 おまけ。

 批判されるとわかっていながら、なんでマティアス・ラスを来させる、ショッケモール…

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2019年1月31日 (木)

トラファルガー号、ショーに参加せず

 現開催中のオランダはスヘルトーヘンボスのKWPNスタリオン・ショー、その呼び物のひとつの”ブラック・マジック”に参加予定だったトラファルガー号が、体調不良のため不参加となりました。うーん、残念…

 ”ブラック・マジック”はトーティラス号の産駒3頭―トト・ジュニア号、トータルUS号、トラファルガー号がそろい踏みで行うはずだったショー。なお、ジュニアにはハンスピーターが、トータルにはガルが騎乗の予定です。トラファルガーにはサナヴィオ(グロックのアシスタント・ライダー。3頭はすべてグロックの所有馬)が騎乗予定だったのだけど…タミニオ号(ジュニアの産駒)に騎乗して入るかな?
 なお、これとは別に、ガヴァナー号など他のトーティラス号の産駒たちも、やはりスタリオン・ショーに出場する由です。

 これによって、ショーならびにジョンソン号(ハンスピーターのトップホース、やはりグロックの所有馬)の引退式の時間に変更がありました。日本時間で言えば、引退式が2日早朝5時半前後…みたいな雰囲気だけど、どうもわかりづらい(引退式はショー中に行われるみたいでもあるし)。クリップマイホースがプログラムの変更を反映したら、はっきりすると思います。(追記:CMHのプラグラムによるとショー、引退式ともに2日早朝6:40のよう。現地時間は1日22:40+1:00とある。+1:00って一時間のショーってこと?)

 このショーには、彼らの父であるトーティラスが姿を見せると報道されています。現オーナーのショッケモールにはドタキャンの前科があるせいか、オンラインのメディアでは最初の報道以来ほとんど後追いされていないのだけど、実現すれば、トーティラスにとっては実に8年ぶりの里帰りとなります…というか、そもそもメディアの前に姿を見せるのも、実に4年ぶりとなる。現役引退したスタリオンとしては、牧場に引っ込んで人目のなかに出てこないというのは別に珍しくもないことかもしれないけれど、ショッケモール自身のスタッド・ファームでのショーにさえ出ない―出さない―というのだから、どれほどショッケモールがトーティラスに関してピリピリしているかがわかる。それが、前例を破って公開する、それもいわばトーティラスの故郷でありショッケモールにとっては敵地であるオランダで、というのはまことに異例中の異例…メディアが扱いに慎重になるのも無理はない。実物を現地で見るまではちょっと、という感じでしょうな。

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2019年1月26日 (土)

アムステルダムでもいいかげん審判

 審判は相変わらずだったみたいですね。ガルが出ないから見てなかったけど。

 一般のファンの声なんぞ聞きやしない。

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2019年1月24日 (木)

トーティラス号、引退後はじめて公開されるかも?

 どうも最近、ドレッサージュ/ブリーディング関連のニュースが多いのだけど、こんどはこんなニュースが。

 伝説のトーティラス号が、今月末のオランダはスヘルトーヘンボスのスタリオン・ショーに出展されるというニュース…例の、グロック所有のトーティラスの息子3人組が”ブラック・マジック”ショーを披露し、またハンスピーターの相棒だったジョンソン号の引退式が行われる予定の、あのスタリオン・ショー。

 現馬主のショッケモールは、ことトーティラスに関してはおそろしく神経質になっていて、二年前にもフランスでいちどスタリオン・ショーへの参加のニュースが報じられたのだけど、「そんな覚えはない。トーティラスの価値を下げるために嫉妬深いドイツ人が流したウソだ」みたいなことを言ってドタキャンした前科がある。このときは、ソース元がショッケモールの側近のようであったし、会場にはすでにネームタグまでつけられたトーティラス用の馬房まで準備されていたし、主催者もショッケモールのビジネス相手のひとつであったらしいし、相当信憑性が高いのだけど、ショッケモールのツルの一声?で、トーティラスの参加はなくなった。…なお、このとき、ショッケモールは続けて「トーティラスが一般に公開されることはこのさき二度とない」と断言している。とすれば、なんでいまさら、トーティラスを、それも古巣のオランダで、ドイツからわざわざ運んでまで、見せようとしているのかまったく意味不明。売却でも考えているのでなければ…

 私としては、当日になるまでは真に受けられないと思うけど、これがほんとうの話なら、「なぜ」に関しては、1.トーティラスの供用数が激減している(優秀な後釜が多いから)ので宣伝のため 2.WFFSのキャリア隠し/開き直りでショッケモールの印象がひどく悪くなったのをごまかすため 3.本気でトーティラスを処分することを考えているため などが考えられます。思えばトーティラスも19歳、スタリオンとしては峠を過ぎているし、後継スタリオンもたくさんいる。経済価値から見れば、トーティラスにはもうそれほどの値うちはないと言っていい。しかも、そのくせ今だにちょっとしたことがすぐメディアに取り上げられ、ゴシップになったり悪口になったりして、ショッケモールをイライラさせることがひと通りでない。「もう用済みだし、処分したい」と思っても、おかしくはない気がする。…それでも、普通なら、これほど注目される馬はめったな所(日本とか^^;)には売れないだろうけど、ガルのスポンサーのグロック社ならどこからも非難されまいし、グロックも支払い&引取りを拒むまいと思われます。いや、ほんといずれそうなるんじゃないかな…

 オランダ誌にも。コメント数がすごい…
 コメントをチラ見したところ、報じられる前からウワサは流れていたようにも見えます。
 この記事によると、トーティラスは”ブラック・マジック”のショーに参加(騎乗されずに)するようですね。うーん、いよいよ”グロックの一員”めいてきたぞ…そう憶測を逞しくすれば、ガルが先月12月、今月1月と毎年欠かさず参加してきたオリンピア、アムステルダムの競技会をパスした(ゾニック号の不調によると言われてはいるが)のも、なにかこれと関係があるようにも感じられる…

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2019年1月23日 (水)

アムステルダム前情報2

 ガル&ゾニック号が、やはり不出場と発表されました。…発熱によるとのことです。

 
 どうも12月のオリンピアのキャンセル以降、FBにも写真が載っていなかったので、あまり調子がよくないような気がしてた(記事にはいったん回復してたとあるけれど)。大会の前になるたび熱発するとは、まさか、去年8月の世界選手権で、15年の欧州選手権のアンダーカヴァー号みたいにひそかなイジメを受けたのじゃあるまいな…(ガル&アンダーカヴァーはGPでデュジャルダン&ヴァレグロ号のペアの僅差の2位に入賞後、GPスペシャルで異常な興奮&舌を噛んでの出血により失権。アンダーカヴァーはそれ以後アリーナ恐怖症になって引退に追い込まれた…似たような状況で失権・棄権の例は他ペアにもあるけれど、それが尾を引いて現役続行できなくなった例はこれ以外に知らない。これが突発事件だとか偶然だとか私には思えない所以)。

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2019年1月22日 (火)

ジャンピング・アムステルダム前情報1

 ジャンピング・アムステルダムのサイトによりますと、オランダの参加メンバー(ドレッサージュ)にガル&ゾニック、ハンスピーター&ドリームボーイの名前がありました。ゾニック、今のところは12月の風邪の影響はないみたい…ドリームボーイは、12月のオリンピア(ロンドン)、メッヘレン(ベルギー)に次いでの参加で、やる気満々。ワールドカップにも出場しそうですね〜

 なお、このハンスピーター&ドリームボーイのペア、メッヘレンではGP,キュアともにドイツの強豪ランゲハネンバーグ&ダムジーのペア(今回のアムステルダムにも参加)を下して優勝しているので、ガル&ゾニックが今回のアムステルダムでどれくらいの点数&順位に来るかが見ものです。見事さではハンスピーター&ドリームボーイにまさるガル&ゾニックのペアですが、審査員連(とメディア)はたぶん前者のほうがお気に入り…もっとも、ガルのファンがたいそう多いオランダ御当地の大会ではあり、またガルが心ゆくばかりの演技を見せれば、ガルが(従来通り)ハンスピーターの上に、引いてはランゲハネンバーグの上に、ランクされる可能性は大いにあります。

 と、開会前からなんでこんな予測を、しかも演技を見もせずにやるのかというと、こういう審査方法がいまのFEIのやりかただから。ご贔屓と全体のパワーバランスとがほぼすべて…仮に、ガル&ゾニックがランゲハネンバーグ&ダムジーと同じ試合に出れば、前者が後者に負ける可能性は相当高いし、ドイツ国内の試合なら、ほぼ間違いなく負ける。ベルギーの試合で、それにハンスピーター&ドリームボーイが勝ったというのが、だから非常におもしろいわけで、今までのキャリアからすればハンスピーター組はガル組の格下だったから、まともに勝負すればガル組はハンスピーター組にもランゲハネンバーグ組にもまさることになる。演技の見事さや魅力では、まさにその通りなのだけど、思うに審査員連はハンスピーター組をガル組の上に置きたい気持ちでいっぱいだろう…だから、ランゲハネンバーグ組を境として、ガル組、ハンスピーター組の配置がどうなるかが、ひとつの見どころとなるわけ。とりわけ、ハンスピーター組はメッヘレンでキュア83.665というキャリア的には破格といっていい点数を上げているから、キュアでこのペアに劣りようがないガルのペアがどんな点を取るか、これまた興味しんしん。

 なお、なぜハンスピーターが審査員やメディアに受けがいいと思うのかというと、それは人柄がよいから^^;メディアへの顔出しとかご意見とか、ハンスピーターは地元では相当に多いけど、ガルはこの点さっぱり。顔つきからして、前者はハンサムじゃないが愛想よさげで、後者は男前だがツンケンして気難しげ。驕慢な審査員連には、無愛想なくせにクールな演技でファンを熱狂させるガルが、不愉快にも理解しがたく感ぜられるのではと、私はニラんでいます。

 で、全然関係ないけれど、3月のインドア・ブラバントに、ガルはトータルUSとのコンビでSジョージ・デビューしそうな気がする…

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